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NFTに触れるきっかけをくれる一冊! 要約 「NFTの教科書」著:天羽健介他

わんこ

NFTってなんかよくわからないんワン。。。

なんか、うさんくらいイメージがあるワン

NFTの教科書を読めばNFTの理解が深まって解決すると思うよ!

RR

あたらしいものを「知らない」という理由で毛嫌いするのはもったいないです!

NFTの教科書できっちりNFTを理解して、近い将来訪れるであろう未来を正しく知りましょう!

はじめに

みなさん、こんにちわ。

本ブログ管理人のRRです。

今回はNFTの教科書についてご紹介します!

今、話題沸騰のNFTについての教科書というだけあって、わかりやすく解説してくれています。

本記事を読んで、NFTについて、正しい理解をしていただければと思います!

ぜひ、最後までお付き合いください!

NFTとは

まずはNFTを知らない方向けに本書におけるNFTの定義をご紹介します。

NFTとは、Non-Fungible Token、ノンファンジブル・トークンの略です。ファンジブルが代替可能という意味なので、ノンファンジブルは「代替不可能」、つまりひとつひとつが固有で唯一無二ということ。トークンには代用貨幣や引換券などの意味もありますが、ここでは「世界にひとつだけのデジタル資産」とあえてわかりやすく意訳しておきます。

引用:2021.10、朝日新聞出版「NFTの教科書」著:天羽健介他

ここで誤解をしてはいけないのは、デジタル資産自体は複製が可能であるということです。

NFTを使うことでそのデジタル資産は「世界にひとつだけのデジタル資産」となります。

ですが、その画像自体はコピー&ペーストでいくらでも複製は可能です。

ただ、そのデジタル資産をどんだけコピー&ペーストを繰り返して複製しても、

「NFTを付与したデジタル資産はこれです!」と特定ができる。

これがNFTの持つ唯一無二であるという特徴です。

なので、間違ってもコピー&ペーストを防ぐ機能があるわけではありません。

よくこのポイントのことを、

デジタル資産にシリアル番号を割り当る

といった表現が使われています。

NFTの歴史

Crypto Kittiesが発端

NFTは2017年頃から注目が集まってきたテクノロジーです。

NFTに注目を集めたきっかけはDapper Labs(ダッパーラボ)です。

Dapper Labsは世界初のブロックチェーンゲームである「Crypto Kitties」を作った会社です。

Crypto Kittiesは、イーサリアムのNFT規格をたまごっちのような育成ゲームです。

たまごっち的な猫を育てて、他のユーザーと結婚させたり、売り買いができます。

このたまごっち的猫がNFTの技術によって、唯一無二な存在になります。

実際に飼っている猫と同じ感覚ですよね。

あなたのNFT猫は、たくさんいる猫の中でも唯一無二な個体だからです。

この唯一無二感の新鮮さも要素として、Crypto Kittiesは人気になりました。

人気によってブロックチェーンネットワークが混雑し、取引が滞るという問題すら発生したんです。

日本市場のきっかけもDapper Labs

日本のNFT市場が盛り上がったのもDapper Labsがきっかけでした。

Dapper LabsのNBA Top Shotが240億円で購入されたという報道から注目が集まりだしていることがわかります。

このDapper Labsの火付けの影響もあって、日本国内の事業展開も活発になります。

国内企業のNFT事業

LINE

メルカリ

GMO

楽天

mixi

などなど、国内の大手ネット企業がNFT事業に参入するようになりました。

ちなみにmixiやメリカリといったスポーツコンテンツを持っている企業は、Dapper Labsと提携したり、彼らのブロックチェーンであるFlowを活用しています。

Dapper Labs、強いですね!

世界と日本の市場規模

NFTの市場規模は2020年の段階でも、グローバルで400億円に過ぎませんでした。

大手のネット系企業、IP企業が参入するレベルでは到底ありません。

ところが、2021年になって市場が急拡大して日本でもNFTが注目されるようになりました。

最近ではテレビやニュースでもNFTの特集を目にすることが増えてきました。

ところが、実際に日本人にはまだまだNFTは浸透してないようです。

こちらは本の内容とは違いますが、一定の価格で取引をしているといった条件つきですが、

全力マンさんのツィートによると2021年末において、国内のNFTコレクター数の概算はわずか526名なんだとか。

新しいテクノロジーや技術に乗り遅れる島国・日本らしさがNFTにおいても発生しているようです。

NFTが今後の成長するためには

本書、NFTの教科書ではNFTの今後の成長のために3条件を定義しています。

IP・コンテンツホルダーの参入

主にゲーム業界で活用されてきたNFTがデジタルアートやスポーツ、音楽などに浸透してきている。

この分野での広がりをさらに伸ばしつつ、映画、マンガなどその他のIP・コンテンツの領域にも浸透していくことが必要。

そうすることで、さらに多くのNFT利用者が生まれることが予想される。

UI/UXの改善

現状、NFTのやりとりはかなり複雑な手順を踏む必要があります。

ガス代という手数料も理解が難しい上に、金額は高いです。

それでいて、詐欺が横行するサバイバルエリアとなっている。

そんなスリリングな場所に喜喜として向かっていくのは、よほどの新しいモノ好きなイノベーターだけです。

いまのままだとNFTがマス層に広がっていくことは難しいと私も思います。

マス層に向けて広げていくなら、もっと単純で安全にNFTを買える仕組みにする必要がありそうです。

プロトコルの技術革新

NFTの多くはイーサリアムの上で動いています。

このイーサリアムですが、スケーラビリティの問題があります。

このイーサリアムが抱えるスケーラビリティの問題を解決しないと、市場を大きく伸ばしていくことは難しそうです。

NFT成長のためのルール整備が始まった

NFTは急成長しているため、法律・規制・ルールが世界的に追いついていないのが、現状です。

日本は世界から遅れていて、資金決済法の改正など、法律面からようやく整備され始めたばかりです。

とはいえ、日本における現状の規制が厳しすぎて、暗号資産系の事業を行っている会社や起業家が海外移住を始めています。

なんとか世界に追いつこうと、企業集団からなる業界・団体を発足させて、NFTに関する実践的なガイドラインなどを発表しています。

ですが、まだまだこれからといったところです。

国内のNFT関連の団体

一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会

日本ブロックチェーン協会

ブロックチェーン推進協会

ブロックチェーンコンテンツ協会

ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアチブ

とりあえずやってみよう!

と、ここまでNFTについて説明してきましたが、管理人的に思うのは、結局のところ実際に触ることがなによりの学びになります。

私自身も事前にいろいろ情報収集しましたが、実際にNFTを触った以上に得られた学びはありません!!

なので、この記事を読んだら、みなさんもすぐにNFTをはじめましょう!

まずは仮想通貨口座を開設しましょう!

仮想通貨口座の開設はビットフライヤーがおすすめです!

下の記事で開設方法をスクショ付きでイチから手順を解説しています。

ぜひ、参考にしてください。

あなたの生活を大きく変える可能性があります!

ぜひ、NFTを触って、最新のテクノロジーを体感しましょう!

おわりに

いかがだったでしょうか?

本記事では、NFTの教科書についてご紹介しました。

まとめると、

まとめ

  • NFTは、デジタル資産を世界にひとつだけのものにする技術である。
  • NFTに注目を集めたきっかけはDapper Labs(ダッパーラボ)という世界初のブロックチェーンゲームである「Crypto Kitties」を作った会社。
  • 世界的なNFTの盛り上がりを受けて、大手ネット企業がNFT事業に参入を表明したり、実際に参入もしてきている。
  • 世界的な盛り上がりとも連動して、日本国内のNFT市場も盛り上がってきたいる。とはいえ、国内のNFTコレクター数の概算はわずか526名と少なく、まだまだこれからの段階。
  • 本書ではNFTの今後の成長のために①IP・コンテンツホルダーの参入、②UI/UXの改善、③プロトコルの技術革新の3条件をあげている。
  • 管理人的に思うことは、まずはNFTに触ってみる!実際にNFTを触る以上に深い学びなし!

です。

本書にはまだまだたくさんのNFTに関する事例、知見が詰まっております。

NFTに関する情報収集の一冊目としておすすめです!

ぜひ、手に取ってみてください!

本日は以上です!

では、また!

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